まだまだ、旅は続く


今年の2月に、ギクリとする病気を患って、手術をした。
術後の経過は順調。
ただ、そのことをきっかけに、無制限にあると思っていたものに
タイムリミットがあることは痛感させられた。


アクシデントの多い2020年だったが、
オンラインの普及で
ずいぶん前から計画していた
全国にLGBTQミーティング開設を呼びかける活動は
はからずも計画通り進んでいる。
地域によっては実際に会場を借りて集まることは難しいかもしれないが
オンラインという方法で
少なくとも絶望的な孤立はまぬがれることが可能になった。
私自身も、病後で老親の介護中というダブルパンチをくらいながら
海外在住の仲間とも繋がることができたり
オンラインには数々の恩恵をもらっている。


もちろんオンラインはただのツール。
今、現在、わりと日本の A Aの中でつつがなくオンラインミーティングが
広がって開かれているのは、
リアルミーティングの中で
回復のプログラムを身につけてきたメンバーたちが中心になっているからだということを
忘れてはならないだろう。


リアルミーティングもそうだけど、ミーティングを開くだけなら簡単。
公共施設なら誰でも会場を借りることができるし
オンラインでも、アプリをダウンロードすればいい。
けれど、それはほんの器の部分。


制約があるならあるなりにでも
メッセージできるのが A Aプログラムの寛容なところ。


これからも、私なりのメッセージを届けていけるだろうか。


まだまだ、旅は続いていきそうです。