広がりは本日も
「Markings on the journey」
という A Aの足跡を紹介する
ドキュメンタリーDVDを
見ました。
(アメリカの A AG S Oから出ていますが
残念ながら日本語版はまだありません。)
仲間が翻訳文を読み上げてくれました。
ビル.Wの写真は珍しくないですが
映像で見たり、肉声を聞くのははじめてでした。
はじめ2人だった共同体のメッセージが
今、ここにいる私たちにまで届けられている、と思うと
なんとも気が遠くなりそうです。
窓からは、爽やかな5月らしい風が入ってきます。
この日、かつては、お酒でベロベロ、ボロボロだった4人のアルコホーリクたちが
今、穏やかにこうした時間を過ごせていることを大切に思います。
A Aのはじまりは、ビル.WとDr.ボブの2人の出会いからですが
2人と言っても、2人が出会うまでに引き合わせてくれた人、協力してくれた人たちも忘れてはいけないですね。
一番はじめに、ビル.Wにメッセージをした人物は、エビーなのですが
エビーはその後、スリップしてしまいます。
アメリカでは、 A A創立の映画も作られました。
私は施設に通っている時に、施設のビデオで観た記憶があります。
すっかり忘れていましたが
そうそう、邦題は「ドランカー」でした。(なんちゅー邦題でしょうか😆)
私の好きな俳優さんがエビー役でした。↓
エビーについてはあまり語られることはありませんが
ビルの物語の最後に書かれている一節は大好きです。
「ぼくたちの多くは、いまはユートピアを探す必要はもうないと感じている。
それがいまここにあるからだ。あの日、ぼくの台所で友人がしてくれた簡単な話が
いま、地上の平和と人間への善意の輪になって、一日一日、広がっていく……。」
(アルコホーリクス・アノニマス p24〜p25より)
広がりは本日も!